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2007年7月

とりとり県

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鳥取にいます。

なぜか私は駅前の広場で一人、夏休みに東京に行く計画やら女の子の浴衣やらについて必要以上に楽しそうにしゃべる男子高校生たちの群れの中で、ぼーっと人の流れを眺めていました。

というのも、1時間に2本しかない汽車を待つためです。

ここでは電車ではなく汽車が走ります。ドアはボタンで開閉する手動式で、しかも開くのは2車両目の後方のドアのみ。

ここには山と田んぼと海と砂丘と異様にでかい池があって、静かで真っ黒い空に虫の声だけがやたらとうるさく響いています。

そして中高生が多い。

夏休みの始まりで、お祭りの夜で、

みんな地面から10cmくらい宙に浮いているみたい。

十代の田舎を愛する気持ちと都会にあこがれる気持ちと、それを包み込む海の風がなんともいえない気持ちのいいエネルギーを発していました。

結局、

潮の匂いはここの人々や街全体に根本的に染み付いていて、この街を離れたとしても取り去ることはできないんだろうなぁ。

魚がおいしい。

水がおいしい。

空が広い。

人が怒っていない。

あたり前のようだけど、東京ではなかなか難しいことなのかもしれません。

あと、

潮風を浴びながら自転車で車道を爆走できるのも!

デジカメの画像がうまく取り込めないので携帯で撮ったおそまつな写真で失礼。しばらくはこれでいくと思います。

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歩く

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この道を通ったのは

365日中およそ340日

2年と2ヶ月で740日

往復だから一日2回と考えると、

少なくとも1480回。

.

何かを捨てに行った日はいつも

その倍の量のものを拾って帰ってくるので、

私の部屋はくだらないものであふれていました。

何かを抱えて走った日はいつも

それ以上の量を吐き出して帰ってくるので、

脱力で帰る足がすごく遅くなりました。

.

この半年で私は驚くほど歩くのが得意になり

深夜でも早朝でも、この場所を

繰り返し繰り返し歩き走りました

そしてその度に

変化する空気の匂いをかぎ

朝日を見、夕日を見、月を見ました。

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ねこが集まる路地、

自転車にまたがる小学生の声

.

.

いってきます

.

いってらっしゃい

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二人乗りの高校生、

犬の散歩の途中、立ち止まっての世間話、

夕飯の匂い

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ただいま

.

おかえり

.

おなかいっぱい食べてぐっすり寝たらまた

いってきます

.

........................................................

今日軽トラに一台分のくだらない物たちと共に東京の部屋を出ました。

境のみなさん、

いつもご迷惑をおかけしました、良くしてくれてありがとう。また帰ってきます、そのときはよろしくね。

高崎のみなさん、

お久しぶりです。少しの間だけどまた遊んでね。

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走る

Hasiru

いつもそうなんだけど、

私は何か急いでやらなくちゃいけないことがあるときに限って他のことに気が行ってしまいます。冷静に考えたら絶対にこれをするのが先でしょって、それは分かってるんだけど、まったく関係ないことに集中してしまったりする。明日試験なのに部屋の掃除したりとか。凝った料理作ったりとか。まだこーゆうのなら有益なんだけど、マンガ読みふけったり昔の写真見返したりとかさ、本当に無駄だったなぁと後になって後悔するよね。

いらないことに気を取られたりね。なんでかすらすらとうまくいってくれません。

余裕がないときに限って面倒くさいことが同時多発的に起こるのはなんでかなぁ。いっぱいいっぱいな私を見てもっと大変にしてやれ、と誰かが裏で総統指揮してるに違いないと思うほど。でも、そんな日々が過ぎて余裕ができてしまうと、急にはりがなくなって退屈になってしまうわけです。つまり、私はキャパシティギリギリオーバー位のところでひぃひぃ言いながら無我夢中で走る日々が好きで、その後生まれる反省とか自負とか達成感なんかがきっとたまらなく気持ちいいんです。Mか。

夏休みに入ってからはかなり時間に余裕のある生活をしていますが、さながら嵐の前の静けさといったところでしょう。これから襲ってくる嵐に向けてしばし充電。今日は九州旅行の計画を立てました。長崎、鹿児島、屋久島すごい楽しそう!!温泉!海!ラーメン!黒豚!サイクリング!ダイビング!ウミガメ!ヤッホー!

の前に、荷造りね。引越し4日前にしてやっとはじめました。まぁなんとかなるはず。

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グレープフルーツ(ルビー)

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夏の味。

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きれいな赤でした。

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電車有効活用

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近頃、丸一日使って外に出るということをしていません。引きこもっているわけではないんだけどね、とりあえずあまり電車に乗っていないかんじです。

いつも思うんだけど、電車って面白いね。まったく面識のない人たちと、あんなに狭い空間で一定の時間を共有するんだよ。満員電車とか、普段近しい人ともめったにないくらいの距離まで知らない人に近づいてさ。好きな男の子とあんなに近づいたら心臓飛び出るのにね。でも、私の後ろあたりにいる知らないお兄さんのことを心臓飛び出るくらい好きな人もどこかにいるかもしれないわけで。「きーくやしー私とその位置代わってよー」って言いたいだろうね、その子は。悪いね、私も好きでくっついてるわけじゃないんだけど。

そう考えるとなんかもったいないよね、いやいやそこに居るのも。本当はすごく喜ぶべき出会いかもしれないのに。もう、だんだんとこの時間と空間を有効活用したいとか思いはじめるよね。同じ車両にいる人たちで何かについて話し合うとか。「よし、じゃあ新宿までお題『年金問題』でディスカッションしましょう。リーダーはそこの、先頭側に座ってる人です。」みたいな。だって改めて考えてみると、子供から老人までいるしさ、普段出会えないようないろんなバックグラウンドを持ってる人たちがこんなにバランスよく会す場なんてあまりないよ。

子供「年金てなにー」

男性「私実は社会保険庁で働いてるんですけど…」

高校生「てかさー、金払いたくないんだけどー。まじ意味わかんねぇし。」

老人「わしは年金で生活しとるんじゃ。ないとこまるわい。」

うわぁ盛り上がるー。

通勤時間帯とかは、どの電車のどの車両に乗るかなんて決まってるからさ、だいたい顔ぶれは変わらないから途中で終わっても昨日の続きからはじめられるしね。日替わりで違うこと話し合ってもいいし。そしたらだいぶ日本の色んな部分が見えてくる気がする。

その後は、その場で別れちゃうのもったいないから話が合う人がいたらアドレスとか交換してもいいよね。その流れで付き合ったり結婚したりする人たちが出てきたりしてさ。「どこで知り合ったの?」「あ、電車電車。お題は憲法改正だったんだー。」とかさ。だいぶ広がるよね、人の輪。

東京に来たばかりの頃は、色んなところへ出かけて偶然に出会う色んな人と色んな話をすることが楽しくてしょうがなかったのに、最近は毎日限られた人たちと繰り返し繰り返し同じことをして過ごしているんです。それはそれで深い付き合いができているのだから素敵なんだけど、突拍子もないアブノーマルな出会いも都会にいる醍醐味だと思うわけです。

むしむしの夏、早朝の中央線でふくらむ想像。実現可能性低し。でもきっと、前に座ってる面白そうなおじさんに熱い視線を投げかけて何かを勘違いさせたりするくらいならできる。

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