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2010年8月

スペイン帰り

オラー

グラシアスー

ウノドストレス

だけ覚えて帰ってきましたスペインから。

まぁ日差しが強くてね、肌と髪が悲劇的に痛みました。
そして関係ないけど虫歯も進行しました。
犠牲の多い旅。

今回はエアチケとホテルだけ取って、両親のための手配兼通訳兼コーディネーター役として行ったのだけど、結構大変な仕事でした。
でも学ぶ事も多くて、次行った時は結構いっちょまえに動けるなぁなんて思います。あとスペイン語さえ覚えればちゃんと生活できそう。

まぁ、実際長く住みたいとは思わないけど、日本とは違う街の魅力というのを久しぶりに感じて、とても良かったです。

教会や、ダンスや、ひまわりや羊や海や太陽や、ここの人たちの中にはここの土地の育んだものがどーーしても根っこにあるだなぁと、ピカソやダリやフラメンコのダンサーを見るときにぎゅっと感じられました。その土地で育まれた宗教観と歴史観と人生観とそれをひっくるめた気質みたいなものが彼らには備わっていて、そこからああゆう絵やダンスが生まれる、というか、もうそうなってしまうのだと。

日本とはかけ離れすぎたバックグラウンドで、だから彼らの作品をばらばらと日本の美術館で見ても全然ぴんと来ないのは仕方ない事なんだよね。同様に、フラメンコを日本人がやったりするけれど、それはお能をアメリカ人がどこまで極めても限界が容易に想像できるように、非常にすかすかな事なんだ、と思いました。塗り絵をするつもりならそれで良いのだけど、そうでなくてなにかを描くというのは、やはり輪郭から自分で作らないといけないのね。それが既存の線をもとにするにせよ。そして、塗り絵にしてもコンテクストがないとしっかりとした色で埋まっていかないのだと実感したという事です。

それにしても特に、ヨーロッパ文化においてキリスト教の力はとてつもなく強くて、私がクリスチャンでないという事は人生においてどれだけ損な事かしら、とちょっと思ってしまう。
宗教的な効果を実感できないところは核心的に至らないなぁと思うのだけど、欠如もひとつの個性で、キリスト教に浸りきっていない立場というはむしろ貴重だと思い改めました。

というか、九月はなぜか学校関連でばたばたとする予定で、そのためにスペインにもPCと資料を持ち込んでレポートを書こうなんて思っていたのだけど、当然無理でした。

今も東京に帰ってきて「いや、もう書こう」と思ってちゃんとPC持って出かけたのに、結局ブログを書いたりしている。
わーん書けないー怖いー

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夏の展覧会

おこんにちわ
気づいたらすっかり夏ど真ん中です
暑くて寝起きが最悪な毎日。

近頃は、このくそ暑い中展覧会もインターンもバイトもきちんと行ってます。
だからか、その他の時間はもっぱら室内派で、暇さえあればドラマを見てます。

IWGPを全話見返しまして
とても良いね、とても良い。
くどかんは夏向き。
サダヲも良い。
ちょっと悲しそうなところがたまらなくキュートです。

で、
久しぶりだし突然なのだけど、夏だから、厳選夏の展覧会報告です。
詳しい説明ははぶくので、紹介ではなくレビューとして見てね。

・もうすぐ終わる!「落合多武展 スパイの失敗とその登場」@ワタリウム

スパイが発見できたりできなかったりです。私は私なりに発見して、ちょっとにやりとしました。最初の方に行った方は、ぜひもう一度訪れてみて下さい。展示がちょくちょく変わるので、そこに新たな発見があるはず。
すいているはずだし、点数少ないのであまり気張らずに見れます。落合さんらしい繊細なドローイングへの期待とかそういうのは一旦置いといて、展示全体を見に行った方が良いです。

・まぁ〜いいかも、ね。「シャガールとロシアンアバンギャルド展」@芸美

シャガールが、ロシアンアバンギャルド(RA)と併置されます。シャガール作品は、代表作ががんがん来ているわけではないけど、点数は70点で十分、珍しい舞台衣装のデザイン画とかもあって、不足はないと思います。一時間のDVDが良い情報を与えてくれるし、シャガール好きな人にとっては良い展示でしょう。ただ、RAと併置される事については微妙。シャガールの線とRAの線とがうまく絡まってない感があって、ちょっと混乱する可能性があります。関連性とかを深く考えずに、一点一点の作品を見るつもりで行くと、満足感はあると思います。

・要注意。「佐藤雅彦監修これも自分とみとめざるをえない展」@ミッドタウン21_21

超・ハイテク個人的体験型展示。まず観客一人一人の身体測定から展示が始まるという、観客の身体や様々な属性によって作られていく展示です。始めはうきうきして、「こんなの初めてで楽しい!」とか思うのだけど、だんだんいらついてきます。なぜなら、待つから。一つの作品に対して一人の観客が対象で所要時間2〜3分みたいのが多いので、やたらと行列ができます。土日に行った場合、全部体験したら最低3時間位かかります(しかもほとんどが待ち時間)。ひと作品1時間待ちとかあって、もうディズニーランド状態。そしてひじょーーにカップルが多いので、待っている間楽しそうにしている周囲を見ると、もしかしたらここはディズニーランドかもしれない、と錯覚する程です。でも、作品体験自体にディズニーのようなエンターテインメント性があるわけではないので、「1時間待ってこれかよ、あーもう帰りたい」という気分になります。私も途中から怒りと疲れで作品をげんなりした目で見る事しかできなくなり、ちょっともったいなかったです。
一人で行くと、一人で待って、一人でやって、ちょっとほくそ笑むのをカップルに見られる感じになります。ディズニーランドに一人で行けないという方は、特に休日はお勧めしません。
展示自体は面白いので、興味のある方はぜひ平日の午前中とかに行ってみてください。

・行ってみたら結構良かった。「ネイチャーセンス展」@森美

自然を色んな角度から見て考えた3人のインスタレーションです。大きくて、動きがあって、ぐじぐじしてなくて、観客を巻き込む、なんだか夏休みっぽい展示だなぁと思いました。ぼけーーっとダムに波が起るのを眺めたり、地中に潜ったり、穴から地上に顔を出したり、山を登ったり、屋台の椅子に座って音楽を聞いたりできます。とにかく一つ一つの作品が大きいので点数は少ないし、全然疲れません。夜10時までやってるので、お祭りの帰りとか、仕事終わりちょっとリフレッシュしたい時とか、夏の夜を過ごすのにいいんじゃないかと思います。

とりあえず、ここまで。

PS
ついでながら、私がゼミで関わっているモバイルミュージアムプロジェクトというやつの展示替えをしました。赤坂インターシティでお仕事されてる方、お仕事で行かれる方は、ロビーにある謎の展示をちょっと見てみてくださいね。
9月のあたまにはインタビュー調査に行きますんで、通りかかったらその時はよろしく。

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