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どんよりとした土曜日

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今日はたしか、朝から国会図書館へ行く予定だった
Mさんの新著を読みに行く為
念のためネットで調べたら、国会に入ってなかった
銀座のギャラリーでサイン入りが売っている事が判明し、即銀座へ

一週間後にMさんに会う時の事を考えながら、ふらふらとギャラリーを回る
本当に気が重い

交差点で美容師に声をかけられる
最後いつ髪切りましたか?いや、わかりますよ、忙しくて行けてないんですよね、と
そんなに疲れて見えるのだろうか
こんなにすばらしい美容室なのに、こんなに安くしますよ、とたいして安くない値段を提示してくるので
銀座の美容院の相場とか、店の定価とか、そんな事私の髪と私の財布には全く関係の無い話でしょう、そんなに安くできないならあなたが自腹をきれば済むんじゃないですか、
とだいぶかりかりとして暴言をはきながら、でもなんかどうでもよくなって、じゃあもう行きますと言って付いて行く
営業アシスタントは私の突然の決意に驚いて涙目

やたらとキャピキャピとした美容院で、美容師歴40年というおばさんに切られる
40年目にしてこんな若い店で若い店長に使われてるって不思議な人だな、と思う
流れで、どんどん切ってしまった
おばさんも「こんなに切っていいの?」と言ってた
ここ3年くらいだらだらとねばって伸ばしていた髪を
予定外にも1時間でほとんどなきものにした

ギャラリーで本を買う
ついでに他のサイン入りの本も買いたくなってしまう
なんだか内輪っぽい人がいるなぁと思ったら、ヤノベさんが来ていた
たぶん初めて見たんだけど、初めてな感じがしない
あらあら、と思うがそのまま出る
こういう時ツイッターユーザーは即座につぶやくのだろうと気づいて挑戦しようかと思うが
きりがなくなる気がしてやめた

日が暮れた頃、茗荷谷へ
東大博物館の小石川分館、ほとんど初めて入る
自動ドアが開くまで、本当に入ってよいのか迷う程、人気がなく明かりもない
非常に不気味でぞくぞくする

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建築、展示物の組み合わせ、ディスプレイの仕方、照明、キャプション(無い)、
雰囲気を作る構成要素の全てが博物館らしくなくてとても良い感じだ

実際映像の内容は薄いというか、あんま見るものでもないというか、
だから何かをぐるぐる考えさせるという深さはないのだけど、
むしろ映像の内容はどうでも良いレベルにまで開き直って、楽しんで展示しているようにも見えて(本当は色々あるんだろうけど、実際私は集中できなかった)、
こういうのもあるのだなぁと興味深い

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もちろん映像の投影という意味で、暗い方が満喫できるだろうと思うけど
全体の雰囲気を味わう為に、絶対日が暮れてからが良い
夜の学校の実験室に忍び込むみたいなドキドキ感がある
そういえば、小学校の理科準備室には剥製とかホルマリン漬けのは虫類とかがあったけど
人がいなくなったら動き出すような気がして、ドアを閉めた後とても気になった
ここでも、暗闇で、ケースから出た剥製達は生き生きして見える
人間の場所じゃなくて、彼らの場所におじゃまするというこのアウェー感が、
鑑賞するのではなくて忍び込むという感覚を作るのだろう

人気のない植物園の門からこっそりと道に出ると、すっかりのっぺりとした夜

http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2011IMAGINARIA.html

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