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気づいたら驚く程時間が経っている

昼間に二人でぱちりっと
だって
嫌な事思い出した

失われてしまったものは、これからどうあがいても越えられない
それは過去の空間に凝固してしまっているから
たぶん、翡翠の中に入った虫みたいに
それは今とか未来とかがある時間の流れとは違う場所にある
とてもよくわかる

古い家に帰りたいという詩は、そのとても幸せだった場所が、夢の中の遠い過去になった時にしか詠めないと書いてあった
これもよくわかる
年齢を重ねると、そういうころころとした化石みたいなものが溜まっていくのだろう
そして、悲しいほど光って見えるのかもしれない

でも実際、私はまだ実感としてよくわかっていないんだと思うし、
他人がそういうきらきらを見る時の、なんともいえないぼやっとした目を見るといらいらする
そうやって遠い目してる今もそのうち過去になるんだぞ、と思う

私はたぶん、写真とかそういうものを現在形のものとして見たいんだと思う
撮った人がどうだったとか、その時がどうだったとかは、それを見る私には全く関係なくて
逆にそういう内輪話を持ち込まれるのが迷惑だとすら思う
これはこれとして、今初めて見る私にとっては新しいものなわけだから

人や記憶が消えても、ものは残ってしまうという事
それを残す事の責任

今はデジタル化社会だから、あまりものに執着はないのかな
逆かな

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